ノイキャンの強さを選べる。Soundcore Liberty 5は音質まで欲しい人の答えか
Contents / 目次
- Soundcore Liberty 5の最大の魅力とは?
- 環境を劇的に変える3つの理由
- 理由1: ノイズキャンセリングの強さを、自分で決められる
- 理由2: LDACとDolby Audioが、マルチポイントと両立する
- 理由3: バスレフ構造の低音と、最大48時間という持続力
- ネット上のリアルな口コミ・評判
- ポジティブな意見
- ネガティブな意見
- こんな人におすすめ
- よくある質問
- Q. ノイズキャンセリングは5段階で調整できるのですか?
- Q. LDACを使うとマルチポイント接続が使えなくなりませんか?
- Q. Liberty 4から何が変わりましたか?
- Q. バッテリーはどのくらい持ちますか?
- Q. 耳のサイズが合うか心配です
- Q. 運動中や雨の日でも使えますか?
- まとめ
ノイズキャンセリングを強くするほど快適になる、と思っていた時期がありました。
実際に使ってみると、そう単純ではありません。効きすぎるイヤホンは、電車の走行音と一緒に「今の、誰か呼んだ?」という気配まで消してしまいます。カフェで集中したいだけなのに、店員さんの声にも気づけない。耳の奥に圧がかかったような感覚が続いて、夕方には外したくなる。
かといって、ノイズキャンセリングを切れば元の騒音が戻ってきます。結局のところ、多くの人が困っているのは「静けさが足りない」ことではなく、静けさの量を自分で決められないことのほうです。
そしてもうひとつ。静けさを優先して選んだイヤホンが、音楽を聴くには物足りない。そんな取り違えも起こりがちです。
そこで候補になるのが、 『Anker Soundcore Liberty 5』 。ノイズキャンセリングの強さを段階で選べて、なおかつLDACによるハイレゾ再生とDolby Audioに対応した、Soundcoreの上位モデルです。
Soundcore Liberty 5の最大の魅力とは?
この製品の核心は、静けさと音質のどちらかを諦めなくてよくなることにあります。
イヤホン選びは、たいてい二択を迫られる場面から始まります。騒音を消したいならノイズキャンセリング重視の機種。音楽をいい音で聴きたいなら音質重視の機種。予算を抑えれば、どちらかが妥協点になります。
Liberty 5は、その二つを同じ本体に載せています。ノイズキャンセリングは、Liberty 4に搭載されていたウルトラノイズキャンセリング2.0から、ウルトラノイズキャンセリング3.5へと進化しました。環境に左右されず静けさと没入感を提供する、というのがメーカーの説明です。
一方の音質側では、高音質コーデックのLDACに対応します。従来のコーデックと比較して3倍の情報量を伝送できるため、原音に忠実に音楽を再現する構成です。さらに、Soundcoreの完全ワイヤレスイヤホンとして初めてDolby Audioに対応しました。
この「初めて」という言葉は、スペック表の飾りではありません。同じシリーズの下位モデルを使ってきた人にとっては、買い替える理由そのものになります。実際、P40iを使っていた人がLiberty 5に乗り換えたレビューには、音はどれも変わらないと思っていたが、いい音が鳴る、通勤の電車内ではP40iでも十分だったけれどこちらのほうがいい音だと思う、という率直な感想が書かれていました。
長年Liberty Air 2 Proを愛用していた人の買い替えレビューでも、音質はAir 2 Proと比べてもかなり良くなっており、クリアさや迫力がしっかり向上していると感じた、ノイズキャンセリングや外音取り込みも十分満足できる性能だ、と評価されています。
つまりこの製品が引き受けているのは、「静かにするために音を諦める」という長年の交換条件を無くすことです。
環境を劇的に変える3つの理由
理由1: ノイズキャンセリングの強さを、自分で決められる
Liberty 5の性格をいちばんよく表しているのが、AirPods Pro 2と比較したレビューです。
そこにはこう書かれていました。AirPods Pro 2は耳が痛くなるほどの静音性で、周囲の音が完全に聞こえなくなるため没入感はすごい。ただ、あまりにも強いノイズキャンセリングのため聴力を悪くしそうだし、誰かに話しかけられても分からないことがある。それに対してLiberty 5は5段階調整で好みのノイズキャンセリングを選べる、という比較です。
これは優劣の話ではありません。用途が違うのです。
一日のなかで、必要な静けさの量は一定ではありません。締め切り前の2時間は完全に遮断したい。でも家族が在宅している午後は、呼ばれたら気づける程度に抑えておきたい。カフェでは、隣の会話は消したいけれど店員さんの声は残しておきたい。段階で選べるということは、この使い分けをイヤホンを買い替えずに実現できるということです。
効き自体も、レビューでは高く評価されています。ノイズキャンセリングがすぐに効き、ペアリングも早いという声。引っ越し先が家のすぐ脇を国道が走り、裏手には線路が通っている環境で、外の音がうるさくて眠れない日々が続いたため、睡眠専用イヤホンと迷った末にこちらを購入したという報告もありました。
外音取り込み側も強化されています。Liberty 4から左右1基ずつマイクが増え、外音をよりクリアかつ自然に取り込めるようになりました。遮断と開放、その両端をひとつの本体で行き来できる設計です。
理由2: LDACとDolby Audioが、マルチポイントと両立する
高音質コーデックには、これまで面倒な制約がついて回りました。LDACを有効にすると、複数機器への同時接続が使えなくなる。音質を取るか、接続の利便性を取るか。ここでもまた二択でした。
Liberty 5は、新たにLDACやDolby Audioとの併用にも対応し、高音質のままマルチポイント接続ができます。
これが効くのは、機器を行き来する働き方をしている人です。スマートフォンとPCの2台につないだままにしておけば、Web会議が始まった瞬間に接続を切り替える操作が要りません。Bluetoothの設定画面を開いて、デバイス名を探して、つなぎ直す。あの数十秒が消えます。
一回あたりは些細な時間です。しかし一日に何度も繰り返され、そのたびに集中が切れる。iPhone 17とMacBook Proに連携させて使っていて特に問題なく使える、ノイズキャンセルを初めて使ったがかなり雑音がシャットアウトされる、というレビューもありました。
音そのものを支えているのは、9.2mmのダイナミックドライバーです。歪みを抑えながら、豊かでクリアな中高音域を実現する構成になっています。
理由3: バスレフ構造の低音と、最大48時間という持続力
低音については、Soundcoreの完全ワイヤレスイヤホンとして初めてバスレフ構造を採用しました。内部に設けられた2本のダクトが低音の共鳴を高めることで、リアルで迫力ある低音を実現する、という設計です。
完全ワイヤレスイヤホンの低音は、小さな筐体にどう量感を持たせるかという課題との戦いです。ダクトを使って共鳴を設計するという解き方は、スピーカーの世界では長く使われてきた考え方で、それを耳に入るサイズへ持ち込んだ格好になります。
そして最大48時間再生。IP55の防塵・防水規格にも対応しているので、汗をかく移動でも雨の帰り道でも使い方を制限されません。ワイヤレス充電にも対応しており、置くだけで充電できます。
付属品にも触れておきます。イヤーチップは6種類が同梱されます。耳の穴の大きさは人によって違うという当たり前の事実に、選択肢の数で応える構成です。ノイズキャンセリングの効きは装着の密閉度に大きく左右されるので、この6種類はスペック表の数字以上に体感へ効いてきます。合わないサイズのまま「ノイキャンが効かない」と判断してしまうのは、よくある取り違えです。
実際の使い心地は 『Anker Soundcore Liberty 5』 のレビュー欄に集まっています。
ネット上のリアルな口コミ・評判
執筆時点の総合評価は5つ星のうち4.5、レビュー件数は3,694件です。
ポジティブな意見
- P40iから乗り換えたところ、音はどれも変わらないと思っていたがいい音が鳴る。通勤の電車内ではP40iでも十分だったが、こちらのほうがいい音だと思う
- 長年Liberty Air 2 Proを愛用していたが、音質はAir 2 Proと比べてもかなり良くなっており、クリアさや迫力がしっかり向上している。ノイズキャンセリングや外音取り込みも十分満足できる性能
- AirPods Pro 2と比べると、あちらは耳が痛くなるほどの静音性で没入感はすごいが強すぎる。Liberty 5は5段階調整で好みのノイズキャンセリングを選べる
- ノイズキャンセリングがすぐに効き、ペアリングも早い。ケースは使いやすくカッコイイ
- 国道と線路に挟まれた引っ越し先で外の音がうるさく眠れず、睡眠専用イヤホンと迷ってこちらを購入した
- iPhone 17とMacBook Proに連携させて問題なく使える。ノイズキャンセルを初めて使ったが、かなり雑音がシャットアウトされる
- 音質は必要十分で、ノイズキャンセリングはすごくしっかり効く。バイクでナビを聴くために片耳だけ着けてもちゃんと聞こえる
ネガティブな意見
- 箱が開けにくくてイライラした。ケースの開閉も思ったよりスムーズではない(★4)
- ケースの丸みが強いので滑りやすい(★4)
- ケースを開ける位置が少し分かりづらく、イヤホンの左右の印も見えづらい
- ノイズキャンセリングを効かせたときの圧迫感はすごい
ネガティブな指摘はほとんどが充電ケースの物理的な使い勝手に集まっています。音質やノイズキャンセリングの性能そのものを否定する声は見当たりませんでした。箱が開けにくいという不満は開封時の一度きりですし、ケースの滑りやすさや左右の印の見えにくさは、使い続けるうちに手が覚えてしまう種類のものです。
圧迫感については、性能の裏返しという側面があります。カナル型で密閉し、強いノイズキャンセリングをかければ、耳の奥に圧を感じるのは構造上避けられません。だからこそ5段階の調整が用意されている、と読むのが正確なところです。圧が気になる日は一段下げればよく、ゼロか百かで我慢する必要がないのがこの機種の設計思想です。
現在の価格とカラー展開、直近のレビューの傾向は 『Anker Soundcore Liberty 5』 のページで確認できます。3,000件を超えるレビューが積み上がっているので、自分と近い使い方をしている人の声を探しやすいはずです。
こんな人におすすめ
- ノイズキャンセリングは欲しいが、強すぎて周囲から呼ばれても気づけないのは困る人
- 静けさのために音質を妥協するのが納得できない人。LDACのハイレゾとDolby Audioが載っています
- P40iやP31iなど下位モデルを使っていて、音質の面で物足りなさを感じ始めた人
- スマートフォンとPCを行き来する働き方で、高音質のままマルチポイント接続を使いたい人
- 通勤・在宅・カフェと環境が変わるため、必要な静けさの量が日によって違う人
逆に、耳を塞がれること自体が苦手な人には向きません。カナル型で密閉する以上、長時間の装着で圧迫感が出るのは構造的な性質です。その場合は同じAnkerでも耳を塞がないイヤーカフ型のSoundcore AeroClipが担当領域になります。また、価格を抑えて必要十分なノイズキャンセリングだけが欲しいなら、通勤とWeb会議向けのSoundcore P40iという選択肢もあります。
Liberty 5が引き受けるのは、静けさの量を自分で決めながら、音質でも妥協しないという上位の要求です。
よくある質問
Q. ノイズキャンセリングは5段階で調整できるのですか?
レビューでは、AirPods Pro 2との比較のなかで5段階調整により好みのノイズキャンセリングを選べる点が評価されています。強さを固定せずに選べることが、この機種の性格を決めています。
Q. LDACを使うとマルチポイント接続が使えなくなりませんか?
新たにLDACやDolby Audioとの併用にも対応しており、高音質のままマルチポイント接続ができます。音質と同時接続を両立できる構成です。
Q. Liberty 4から何が変わりましたか?
ノイズキャンセリングがウルトラノイズキャンセリング2.0から3.5へ進化しました。外音取り込みについても、Liberty 4から左右1基ずつマイクが増加し、外音をよりクリアかつ自然に取り込めるようになっています。
Q. バッテリーはどのくらい持ちますか?
最大48時間の再生に対応します。ワイヤレス充電にも対応しているため、デスクの充電パッドに置く運用もできます。
Q. 耳のサイズが合うか心配です
イヤーチップが6種類同梱されています。ノイズキャンセリングの効きは装着の密閉度に左右されるため、サイズを合わせてから性能を判断するのが確実です。
Q. 運動中や雨の日でも使えますか?
IP55の防塵・防水規格に対応しています。汗や雨で使い方を制限される場面は少ないはずです。
まとめ
Soundcore Liberty 5は、ノイズキャンセリングの強さを競う製品ではありません。静けさの量を自分で決められるようにしたうえで、音質のほうも手放さなかったイヤホンです。
ウルトラノイズキャンセリング3.5、LDACによるハイレゾ再生、Soundcore初のDolby Audio対応、バスレフ構造の低音、最大48時間再生。並べると多機能に見えますが、狙いはひとつに集約されています。静かにしたい時間と、気配を残しておきたい時間。その両方を、同じイヤホンで過ごせるようにすることです。
いま使っているイヤホンで、ノイズキャンセリングを切る瞬間があるでしょうか。もしあるなら、それは機能が足りないのではなく、強さを選べないことに困っているのかもしれません。









