コンセントが遠いデスクに、5mで電源の拠点を引く。エレコムの2面10個口タップ

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デスクを窓際に動かした日のことを、思い出してみてください。光が入って気分はいい。けれど、壁のコンセントまでコードが届かない。

とりあえず延長コードを1本足し、その先にいつもの電源タップをつなぐ。モニターが増えたら、さらに小さなタップをもう1つ。気づけば床の上に、コードの継ぎ目が2つも3つも転がっている状態になります。

継ぎ目は掃除機に引っかかり、ホコリがたまり、どのコードがどこにつながっているのか分からなくなる場所です。しかも口数は足りているはずなのに、大きなACアダプタが隣をふさいで、肝心の1本が挿せません。

この状態を1本でまとめ直せるのが、 『エレコム 電源タップ 10個口 2面配置 5m(ECT-1550BK)』 です。5mのコードの先に、上面と側面の2面で10個口を備えた電源タップです。

エレコムECT-1550BKの最大の魅力とは?

この電源タップの価値は、口数の多さそのものではありません。「遠い」と「足りない」を同時に片付けるところにあります。

電源タップの記事では口数ばかりが語られますが、デスクの場所を自由に決められない原因は、たいてい長さです。コードが2mしかなければ、机はコンセントの半径2m以内に縛られます。5mあれば、部屋の対角や窓際まで、壁沿いに這わせて電源を届けられます。

そのうえで本体は、差込口を上面と側面に5個口ずつ分けて配置しています。メーカーは「差込口を2面に分けて配置することで、10個口でありながらコンパクトになっています」と説明しています。外形寸法は幅295mm×奥行43mm×高さ32mm。10個口を1列に並べたタップに比べて、置き場所を選びにくい長さに収まっています。

一方で、できないことも先に整理しておきます。差込口は2ピン専用で、アース付きの3ピンプラグはそのままでは挿せません。3ピンを2ピンに変える変換アダプタも付属しません。スイッチは全体をまとめて切る一括式で、口ごとの個別スイッチはありません。プラグが抜けにくくなる抜け止め機能も非搭載です。

デスクトップPCや一部のモニターなど、3ピンプラグの機器が中心の人は、3ピン対応のタップを選ぶほうが素直です。ノートPCのACアダプタ、モニター、充電器、ルーター、デスクライト。2ピンの機器が机の上に並んでいる人にとっては、割り切りがそのまま扱いやすさになります。

環境を劇的に変える3つの理由

理由1: 5mのコードで、床の「継ぎ目」がなくなる

延長コードとタップを継ぎ足す配線には、見た目以外の問題もあります。接続箇所が増えるほど、ホコリがたまる場所と、足を引っかける場所が増えていくことです。

このタップはコード長が5.0mあります。壁のコンセントから机の下まで、継ぎ目なしの1本で届く距離が大きく広がります。コードには、一般社団法人日本配線システム工業会の規格(JWDS0010)に適合した二重被ふくコードが使われており、メーカーは断線や被ふく破れによる感電・火災の防止に有効としています。壁沿いに長く這わせる使い方では、コードそのものの丈夫さが効いてきます。

プラグ側は180°スイングプラグです。家具の裏や本棚の陰など、プラグの向きを選べない狭いコンセントでも、コードを逃がす方向を変えて挿せます。プラグの刃の根元には絶縁スリーブがあり、トラッキング現象による火災の防止にも配慮されています。

理由2: 2面配置と広めの間隔で、ACアダプタが隣をふさがない

口数が足りているのに挿せない。この不満の原因は、差込口どうしの間隔です。

このタップは、差込口の中心間が最短でも40mmとられています。さらに、それぞれの面の端の1個口は57mmと、より離して配置されています。大きなACアダプタは端の口へ、細いプラグは中央の口へ。そう割り振るだけで、隣の口をつぶさずに済みます。

上面と側面に分かれている点も、実際の配線では効きます。上から挿すプラグと横から挿すプラグで、コードの出る向きが分かれるためです。机の天板裏に付けるなら側面の口が手前を向き、床に置くなら上面の口が使いやすい。設置の向きに合わせて、挿しやすい面を主役にできます。

定格は合計1500W(125V/15A)までです。10個口あっても、使える電力の合計が増えるわけではありません。電気ケトルやヒーターのような消費電力の大きい機器をまとめてつなぐ用途ではなく、PC周りの機器をひとまとめにする拠点として考えるのが適しています。

理由3: 一括スイッチとマグネットで、電源が「見える場所」に来る

床の奥に転がった電源タップは、スイッチがあっても使われません。手が届かないからです。

このタップの底面にはネオジム磁石があり、スチール製の机の脚やキャビネットの側面に固定できます。手の届く高さに付けておけば、仕事終わりにスイッチを1回押すだけで、つないだ機器の電源をまとめて切れます。スイッチはON時にオレンジ色に光るので、切り忘れもひと目で分かります。

床から浮かせることには、もう1つ意味があります。ホコリです。このタップは、プラグが挿さっていない差込口をふさぐ「ほこり防止シャッター」を備え、差込口には耐熱性に優れた熱硬化性樹脂が使われています。それでも、ホコリの少ない場所に置くに越したことはありません。

加えて、誘導雷による12,500Vまでの雷サージを吸収する素子(バリスタ)を搭載しています。メーカーは、受けた電圧や回数により性能は劣化すると注記しています。万能の保険ではありませんが、PCやルーターをつなぐ拠点に備えがあることは、選ぶ理由の1つになります。実際の使われ方は、 『エレコム 電源タップ 10個口 2面配置 5m(ECT-1550BK)』 のレビュー欄で確認できます。執筆時点の総合評価は5つ星のうち4.6、評価数は5,044件です。

ネット上のリアルな口コミ・評判

ポジティブな意見

  • 口数が十分で、マグネットが付いていて、見た目もすっきりしている。メーカーがエレコムなのも安心
  • デスク環境を一新するために購入。10個口なのに幅を取らず、マグネットも強力でデスク下にしっかり固定できる
  • 前面と横に差し口があって使いやすい。磁石もそれなりに強く、ずり落ちない
  • ダイニングテーブルの陰にマグネットで付けられるタップを探していて、狙いどおりだった。細長い形、2面構造、雷ガードまで備わっている
  • デスク周りの機器が増えたため購入。PC、モニター、充電器、周辺機器をまとめて接続でき、コンセント不足が解消した
  • 磁石の力が強くて固定しやすい。10個口あり、オフィス用にも向いている

ネガティブな意見

今回確認できた口コミの抜粋には、はっきりした不満の声は見当たりませんでした。そのため、ここでは仕様から読み取れる注意点を挙げておきます。

  • 差込口は2ピン専用。3ピンプラグの機器は、別途変換アダプタを用意しないと挿せない
  • スイッチは一括式のみ。特定の機器だけを切りたい場合には向かない
  • 抜け止め機能がない。側面の口に重いACアダプタを横向きに挿す場合は、抜けかけていないか気にしておきたい
  • マグネットによる固定は、メーカーの表記では「仮固定」。本体は約620gあり、5mのコードの重さも加わる
  • 5mのコードは、コンセントが近い部屋では余る

どれも欠陥ではなく、設計上の割り切りです。3ピンの機器が1台だけなら、その機器だけ壁のコンセントに直接挿す方法もあります。マグネットについては、コードを机の脚に沿わせて面ファスナーなどで留め、本体にコードの重さがかかりにくい取り回しにしておくのが現実的な工夫です。

コードの長さは、買う前に測るのが確実です。壁のコンセントから机の下まで、壁沿いに這わせた距離をメジャーで測ってみてください。2m以内で収まるなら、同じエレコムの2m・スリム型のマグネット付き10個口タップのほうが、余ったコードの処理に悩まずに済みます。最新の在庫と、ほかの購入者がどこに取り付けているかは、 『エレコム 電源タップ 10個口 2面配置 5m(ECT-1550BK)』 の商品ページで確かめられます。

こんな人におすすめ

  • デスクが壁のコンセントから離れていて、延長コードとタップを継ぎ足している人
  • PC、モニター、充電器、ルーターなど、2ピンの機器が机の周りに多い人
  • 大きなACアダプタが隣の口をふさぎ、口数どおりに使えていない人
  • スチール脚のデスクやキャビネットがあり、タップを床から浮かせたい人
  • 仕事終わりに、机周りの電源をスイッチ1つでまとめて切りたい人

逆に、3ピンプラグの機器が中心の人、口ごとに個別でオン・オフしたい人には合いません。タップを付けたあとのケーブルの束ね方まで含めて整えたい場合は、デスクの配線整理グッズをまとめた記事が参考になります。

よくある質問

Q. 3ピンプラグのパソコンやモニターは使えますか。

A. 差込口は2ピン式なので、3ピンプラグはそのままでは挿せません。3ピンを2ピンに変換するアダプタは付属していないため、必要な場合は別に用意することになります。

Q. 木製のデスクにも固定できますか。

A. 底面のネオジム磁石は、スチール製の家具や事務機に付ける前提のものです。木製の天板や脚には磁石が付かないため、床や棚に置いて使うか、スチール製のパーツがある場所を選ぶことになります。

Q. 10個口すべてに機器をつないでも大丈夫ですか。

A. つなぐ機器の消費電力の合計が、定格の1500W(125V/15A)を超えない範囲で使う製品です。口数ではなく合計の消費電力で考えてください。使用可能地域は日本国内専用とされています。

まとめ

デスクの置き場所は、本当は窓の位置や部屋の動線で決めたいものです。それをコンセントの位置に決められてしまっているなら、変えるべきは机ではなくコードの長さかもしれません。

エレコムのECT-1550BKは、5mのコードで電源を机まで引き、2面10個口で受け止め、スイッチ1つでまとめて切れるタップです。2ピン専用、個別スイッチなしという割り切りはありますが、PC周りの電源をひとまとめにする拠点としては、過不足のない構成です。

今日できることは、メジャーを1本出して、壁のコンセントから机の下までの距離を測ること。その数字が2mを超えていたら、継ぎ足しをやめるタイミングです。最新の価格と在庫は、下のリンクから確認できます。

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アメチョイ編集部

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